としおの読書生活

田舎に住む社会人の読書記録を綴ります。 主に小説や新書の内容紹介と感想を書きます。 読書の他にもワイン、紅茶、パソコン関係などの趣味を詰め込んだブログにしたいです。

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Amazon Echo(アマゾンエコー)を使って何かしてみたいと思い手軽に使えるIFTTT(イフト)を利用してAlexaでLINE(ライン)を送るシステムを作ってみました。


IFTTTとは


IFTTTとは『もし ◯◯◯ ならば ××× する』といった風にサービスをつなげることができるというアプリです。

つなげられるサービスは数百種類もあり、サービスによっては有効に時短できたりします。プログラミングがいらないので誰でも簡単に自分の作りたいサービスを作成できることが特徴です。

今回は『Amazon echoでおはようと言ったらLINEで友人におはようというメッセージを送る』サービスを作ってみます。



IFTTTへの登録


IFTTTへの登録は下記のサイトから行うことができます。



登録に必要なのはメールアドレスだけです。入力フォームにメールアドレスを入力しGet started をクリックするとパスワードを決めるように言われるのでそこでパスワードを決めるだけで登録は完了です。



システムの作成


登録が完了したらいよいよシステムの作成です。

My Applets > Applets > New Applet の順でクリックすると下記の画面に遷移します。
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1. トリガーの選択


トリガーを選択するには this をクリックしてください。

この画面では if ◯◯◯ then ××× の ◯◯◯ に入る要素を選択します。今回トリガーとして利用するのは Amazon Alexa なので Amazon Alexa を選択して Connect します。

選択できるサービスの数が多いので検索ボックスを利用すると簡単に見つけることができます。


2. トリガーの手段の選択


次に利用したトリガーの手段を選択します。

今回は Alexa に特定のメッセージを言うとLINEを送るようにしたいので Say a specific phrase を選択します。
echo2




3. トリガーとなるメッセージの入力


ここでトリガーとなるキーフレーズを入力します。

今回は「おはようと送って」をキーフレーズにします。
echo3


4. トリガーが入力されたら何をするのかを選択する


次にトリガーが入力されたら何を行うかの that をクリックします。

今回は入力があったらLINEでメッセージを送るのでLINEを選択します。

LINEを選択したら次は Send message をクリックします。

ここではメッセージを送るグループとメッセージの内容を決めます。

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以上でシステムの作成は完了です。できあがったら実際にテストしてみましょう。

メッセージを送りたいグループにあらかじめ Line Notifyを招待しておく必要があるので注意してください。

Alexaでトリガーを発動するには今回の場合「Alexa おはようと送ってをトリガー」という風に最後にトリガーをつける必要があります。



最後に


今回 IFTTT を使って Amazon Echo でLINEでメッセージを送信するシステムを作成しました。

メッセージを直接設定できたり、グループだけじゃなく個人にもLINEを送ることができればよかったんですけどね。

今のところ祖父母や子どもが家に帰ったときの確認ぐらいしか使い道が思い浮かびません。

IFTTTは手軽に使えるぶんできることに制限がかかっているなという印象が残りました。

もしこの記事を読んで興味を持ったらPCだけでなくスマホでも簡単に作成できるので独自のシステムを作ってみてください。





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森見登美彦さんの第2回京都本大賞受賞作の『聖なる怠け者の冒険』を読みました。

『聖なる怠け者の冒険』は『四畳半神話大系』や『夜は短し歩けよ乙女』などと同じように京都の町が舞台となった作品で他作品で出てきた要素などもおり交ぜられているため森見登美彦さんのファンなら誰もが楽しめる作品となっています。

感想に少しだけだがネタバレもあるので未読のかたはご注意ください。


『聖なる怠け者の冒険』のあらすじ


社会人2年目の小和田君は、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら夜更かしをすることが唯一のお趣味。そんな彼の前に狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」なる人物が現れて……。宵山で賑やかな京都を舞台に果てしなく長い冒険が始まる。





感想(ネタバレあり)


読み終わった後最初に思ったことは物語の内容がわずか1日分しかないのに1日分だとは思えないほど充実しているということでした。

しかも主人公の小和田君は倉のなかで妄想を膨らませながら怠け者のように半日近く眠っていたので実質主人公が何もしていない(怠け者としての姿勢を貫いている)時間が物語の半分以上だという…。しかし小和田君のどんな状況でも自分の怠け者としての意思を貫き通すところはどこかかっこいいようにも感じてしまいます。小和田君のような人物を魅力的に見せることができるのは森見登美彦さんだからできる技なんだろうな。


個性豊かな登場人物


内容が充実していたと感じる理由は様々な個性豊かな人物の視点から物語が構成されているからなのかもしれません。本作は主人公の小和田君以外の人物も魅力的なのもいい点です。

後藤所長は人生の達成感を得るために人々の称賛がほしくてぽんぽこ仮面という慈善事業を始めました。しかし、作中では自分が助けてあげた人から追われるという恩をあだで返すような行為をされてしまいます。また自分の休日をけずり怠け者としての本能をおさえてまでぽんぽこ仮面としての活動を行っていることに疑問を抱く場面もあります。最終的に町中の人がぽんぽこ仮面になったおかげでぽんぽこ仮面を引退できたのは後藤所長にとって良かったのだろう。

休日探偵の玉川さんは、浦本探偵とは違い探偵としての意欲は高いが能力がありません。しかも極度の歩行音痴で物語中の大部分は京都の町で迷子になってしまいふらふらとしていました。ただ浦本探偵の「迷うべきときに迷うことも才能」という言葉を聞いていると玉川さんは迷いながらも自分の職務を全うしているように感じます。

恩田先輩と桃木さんのカップルは二人とも休日を計画的な行動を行うことで充実させようという意識がすごかったです。小和田君のように怠け者のような休日がいるなか恩田先輩たちのように休日だからこそ色々なことをして充実させようという人も世の中には多いのだろう。私は本作の登場人物のなかでこの二人が一番好きです。

この他にも多くの人物が登場するがどの人物も本当に魅力的でした。




他作品と関連する要素


他作品で出てきた要素が出てくるのも本作の良いところで、森見登美彦さんのファンならば色々と探してしまうのではないのでしょうか。

偽電気ブラン、猫ラーメン、下鴨幽水荘など他にも様々なものが現れました。

多くの他作品の要素が登場した中で私が特に良かったなと思ったのは津田さんの出演です。これは『四畳半神話大系』のファンにはたまらないのではないのでしょうか。

あの悪友だった津田さんが10年後には蕎麦打ちの職人になっているとは想像もできませんでした。津田さんも歳をとれば丸くなるんだなと思ってしまいました。ひたすら津田の弟子が蕎麦を打ち、それを招待客が食べ続ける無間蕎麦は実際にあるのならば行ってみたい気がしますね。



最後に


森見登美彦ワールド全開の作品を読むと京都の街並みが素敵に描写されているからなのか京都に遊びに行きたくなってしまいます。私も小冒険として来年は祇園祭宵山に行ってみようかな。

あとがきで『聖なる怠け者の冒険』は新聞連載のときや文庫化前では内容が少し違うと書いていたのでそちらも読んでみたいな。

本書を読んだ人のなかで森見登美彦さんの他作品をまだ読んでいない方は他の作品もおもしろいのでぜひ読んでみてください。




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三浦しをんさんの『愛なき世界』を読みました。

最初は表紙の美しさにつられてなんとなく購入した本ですが、読了後はこの本を読めてよかったと思えるぐらい素晴らしい作品でした。

三浦しをんさんは学術分野が関連する作品をよく書かれていますが本書もその一つです。本書で扱っているのは植物学ですが植物学について知識がない人でも読みやすいように三浦しをんさんらしい工夫が施されていました。




『愛なき世界』のあらすじ


洋食屋の見習いである藤丸陽太は、出前で訪れた東京大学で植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。

しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好きで恋愛には全く興味がない。

見た目が殺し屋のような教授、イモに惚れ込む老教授、サボテンを巨大化させる後輩男子など、愛おしい変わり者たちに支えられ、地道な研究に情熱を燃やす日々……人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか⁉



感想(ネタバレあり)


三浦しをんさんらしい一つのことに集中する人間たちを描いた素晴らしい作品でした。

第一章は藤丸陽太の視点で描かれていたためこのまま最後までずっと藤丸の視点で物語が進行するものだと思っていました。

しかし、二章から四章までという物語の大部分がヒロインである本村紗英の視点で描かれていたのには驚かされました。

本村紗英の視点は自分も分野は異なるが理系の大学院生であるため今後研究を続けていってよいかどうかの葛藤や、いかに自分が今行っている研究が大好きなのかなどの共感できる話が多くまるで自分の物語を読んでいるような気分になりました。

私と同じように多くの理系の学生が本村紗英の悩みに共感を持てるのではないのだろうか。

悩みを持っている紗英とは対照的に料理人として生きると決めて料理の道を極めようとしている藤丸もかっこいいですね。料理人と研究者って全く違う職のように思えますが『愛なき世界』を読んでいると根本的には変わらないのだと分かりますね。

この二人の他にもすべての登場人物が魅力的な作品でした。

またヒロインの本村紗英が植物学の研究を行っているため植物に関する研究や実験の様子が描写されていましたが詳しい知識がない人でも読みやすいように詳しい説明などが施されているのも本作の素晴らしい点です。

この作品を読んでいるだけでまるで自分も植物学の研究者の一人になれたような気分になれます。






『愛なき世界』の意味


タイトルの『愛なき世界』ですが物語を読み始める前はこのタイトルの意味が分かりませんでした。恋愛を求めていない男女の話が描かれるのかなどと思っていましたが全然違う意味でした。

読了後私は『愛なき世界』には二つの意味があるのだと思いました。

一つ目は作中でも言われていたように植物の世界のことですね。植物の雄しべと雌しべは人間とは違いお互いを愛し合っているから子孫を残すわけではありません。植物の本能として子孫を残し続けるだけです。ですからこれが一つ目の愛なき世界の意味になります。

二つ目は研究者(職人)の世界のことです。本作にでてくる多くの研究者が研究一筋で恋愛のことなど考えていません。松田研究室に所属しているメンバーたちも岩間以外は恋人がいません。恋人がいる岩間でさえも学会のときしか彼氏とあえず会ったとしても研究に集中しているわけではないので愛をはぐくんでいるとは言えません。そのため研究者の世界が愛なき世界だと思いました。

また物語の冒頭で藤丸の師匠である円谷も若いころは妻がいたが料理に没頭するあまり出て行かれたと書かれています。こうしたことから一つのことに没頭する人間は愛なき世界にしか存在でいきないということを示しているのではないのでしょうか。


ラストシーンで藤丸と本村の関係は


藤丸と本村の関係は読んでいる側からしたらすごく歯がゆい感じでした。

藤村が本村に対して一途であるのに対して、本村は藤村が本気で自分のことを好きなのが分かっているため無下に扱えませんでした。

読者側からしたら藤村すごくいい人っぽいから早くくっつけばいいのにって思っている人が多かったのではないのでしょうか。

作中では、藤村が本村の研究の成功とともに二度目の告白をしますが、植物学者として生き続けたい本村は藤村のことを振ってしまいました。藤村のことは嫌いではないだろうにそれでも研究一筋の道を選ぶ本村の植物大好きな思いが分かりますね。

二人が恋人関係になることはありませんでしたがいつかは二人もくっつくのではないのでしょうか。

藤村の師匠である円谷は花屋の女性店主であるはなちゃんと年をとってから一緒に暮らし始めましたがそれは未来の藤村と本村の関係を表しているのかもしれません。


最後に


三浦しをんさんの作品を久しぶりに読みましたがやっぱり面白いですね。

本作を読み終わった今自分も植物を育てたい気分です。

藤村を見習って私もサボテンを育て始めようかな。






乾くるみさんの代表作といえば2015年に映画化した『イニシエーションラブ』のイメージが強いと思いますが、それ以外にもおすすめの作品はたくさんあります。

今回は『イニシエーションラブ』以外の乾くるみさんのおすすめ小説を紹介していきます。

乾くるみさんの作品にはミステリー小説が多くどれも面白い作品となっているので、参考にしていただければ幸いです。






乾くるみのおすすめ小説


リピート


もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら?この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて…。

2018年にドラマ化しており、すでにドラマを見た人でもドラマとは少し違った内容で楽しめます。

ミステリー小説としてもSF小説としても楽しめる作品でよくあるタイムトラベル作品とは違った楽しみ方ができます。

衝撃の結末に一度読み終わった後必ずもう一度読みなおしたくなるだろう。




セカンド・ラブ


1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは…。清楚な春香と大胆な美奈子、対照的な二人の間で揺れる心。

イニシエーションラブに続く乾くるみさんの恋愛ミステリー小説。イニシエーションラブを読んだことがある人なら絶対にはまります。

最後まで乾くるみさんに騙され続けられるのかそれとも真実を見つけることができるのか、謎解きが楽しめるミステリー小説です。




クラリネット症候群


ドレミ…の音が聞こえない?巨乳で童顔、憧れの先輩であるエリちゃんの前でクラリネットが壊れた直後から、僕の耳はおかしくなった。しかも怪事件に巻き込まれ……。僕とエリちゃんの恋、そして事件の行方は?
マリオネット症候群とクラリネット症候群の二編の中編からなっている作品です。

両方の作品に "症候群" という言葉がついていてタイトル通りその不可解な症候群が物語の鍵になっています。

真剣な場面の中に笑いもありのんびりと読める作品となっています。




スリープ


テレビ番組の人気リポーター・羽鳥亜里沙は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする“未来科学研究所”を取材するために、つくば市に向かうことになった。撮影の休憩中に、ふと悪戯心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ亜里沙は、見てはいけないものを見てしまうのだが。
乾くるみさんの作品の中で最もSF要素が強い作品です。

物語の舞台が30年後の未来ということで現実に近いリアルな近未来を描いている。SF要素とミステリー要素がきれいにマッチしており非常に面白い作品です。

物語の中に仕組まれた数々のしかけに気づくことができるだろうか。




セブン


一見シンプルなトランプの数当てゲームが、生死をかけた心理バトルへと変貌する「ラッキーセブン」ほか、時間を何度もワープする男の話――「TLP49」、超ショートショート――「一男去って……」、戦場で捕らえられた兵士の生き残り作戦とは――「ユニーク・ゲーム」などロジカルな企みに満ちた七つの物語。

タイトルがセブンということで本作は数字の7に関係のある7編の短編からできています。

どの物語も短編なのにしっかりと世界観やルールがねられており面白くなっています。

私は7つの短編のなかで木曜の女が一番好きです。オチを知る前と知った後で物語に対する意見が変わる作品でしょう。




最後に


ここまでご覧いただきありがとうございます。

映画化した『イニシエーションラブ』以外の作品も面白いのでぜひ読んでみてください。

みなさんの参考になれば幸いです。

以前友人に茶葉を頂いてから紅茶にすっかりはまりました。

最近、暖かい紅茶も美味しいけど夏なので冷たい紅茶を飲みたいと思いAmazonで水出しができるポットを購入しました。

購入したポットは『HARIO (ハリオ) かご網付き 水出し 茶 ポット 1,200ml ダークグリーン HCC-12DG』です。



『HARIO (ハリオ) かご網付き 水出し 茶 ポット』の紹介


700ml のモデルと1200ml のモデルがあったのですが値段があまり変わらなかったため大容量のものを購入しました。たった1000円で買えたのですごくお得な気分です。

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箱から出すとパッケージ通りの見た目です。


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かごを見てみると網目が細かいためポットに茶葉がこぼれる心配がなさそうです。

買ってから知ったのですがポットが耐熱容器になっているため水出しだけでなくお湯出しもできるみたいです。

せっかくですし、さっそくお茶を入れてみました!

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以前購入したナツコイを入れてみたのですがいい感じです。

籠が細かいため茶葉がポットにこぼれているということもありませんでした。

この商品にはとても満足したのですが一点だけ不満点がありました。

それは注ぎ口を完全に閉じることができないということです。そのため、もしかしたらうっかりこぼしてしまうという事態が起きそうな気がします。

1000円の商品のためそこまで贅沢を言うのはわがままなのかな…。

ただ、それ以外の点では満足しているのでハリオのポッドを購入してよかったです。

皆さんもぜひ本製品を購入して夏のティータイムを気持ちよく過ごしてみてはどうでしょうか。



おまけ


おまけで水出しの方法を説明します。

水出しの手順


水出しをすることで紅茶を渋みの少ない飲みやすい味にすることができます。香りのよいフレーバードティーにおすすめの方法です。

①ポットに茶葉と水を入れます。茶葉は種類にもよりますが200mlに対して3gほど。

②冷蔵庫にいれて8~10時間ほど待ちます。

③茶葉を取り出して完成です。

自家製の紅茶は衛生のために、1日以内に飲むようにしましょう。長くても2日以内には絶対に飲んだほうがいいです。



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最近仮想通貨の取引を始めてみたのですがずっとチャートを見続ける時間がなかったり、感情に流されて売買を行ってしまうためもうけを出すことができません。

そこで、時間に縛られず感情にも流されずに売買を行うために仮想通貨の自動売買を行うための仮想通貨botを作ることにしました。

botの作成が上手くいけば働かなくてもお金が増えていくので幸せな気持ちになれます(笑)

今回はいくつかの記事に分けてbitFlyer(ビットフライヤー)のAPIとPythonを使ってビットコインを自動売買する仮想通貨botを作成していきます。


仮想通貨bot(ボット)とは


botとは、人間に代わって作業を行うコンピュータプログラムの総称です。

仮想通貨botとは、人間に代わって仮想通貨の取引を自動で行ってくれるコンピュータプログラムです。


仮想通貨の自動取引botのメリット


感情に流されずトレードを行うことができる
  • 24時間いつでも自動で取引を行ってくれる
  • トレードを行っているとついついもう少し待てば値段が上がるかもしれないなどの感情に流されてしまうことがあります。botを使うことで自分が事前に決めたルールに従って取引を行ってくれるため感情に流されることがなくなります。

    世の中には副業として仮想通貨の取引を行っている人が多いと思います。そういった人は常にチャートに張り付き続けることができず取引のタイミングを失ってしまいます。botを使えばいつでも自動的に取引を行ってくれるので仕事中などでも利益を出すことができます。


    仮想通貨の自動取引botのデメリット


    ルール通りの取引しかできない
  • プログラミングのスキルが必要
  • 仮想通貨botを作るにはプログラミングの知識が必要です。ただ今の世の中プログラミングの方法を調べれば簡単にインターネットで見れるためこれはあまりデメリットではないのかもしれません。

    仮想通貨botのメリットとして事前にルールを決めているので感情に流されることがないというものがありました。しかしそれを逆にいうとルール通りのことしかできないということになります。そのため取引先のサーバーが停まるなどの予想外のことが起こると対応することができません。



    仮想通貨bot用のサンプルデータを収集する


    いよいよ仮想通貨自動取引を行うための仮想通貨botを作成していきます。

    しかし、いきなり自分の所持している仮想通貨を使用してbotの作成に挑むとみるみる仮想通貨が溶けていく未来しか見えないためまずは、仮想通貨botを作成するためにチャートのサンプルデータを集め、そのサンプルをもとにbotを作成していきます。

    今回、私はbotを作成するためにPythonbitFlyerのAPIを使います。

    Pythonの使い方が分からない人はこちらを、bitFlyerのAPIをPythonでしようする方法が分からない人はこちらを参考にしてください。


    サンプルデータを収集するコードの例


    今回は10秒ごとに最終取引価格を取得するという方法でサンプルデータを集めていきます。

    コードは下記のようになります。

    # -*- coding: utf-8 -*-
    # bitflyerから10秒ごとに最終取引価格を集める

    import pybitflyer # bitFlyerのAPIをPythonで使うために必要なライブラリ
    import time
    from datetime import datetime

    def main():
      api = pybitflyer.API(api_key="自分のAPI KEY" ,api_secret="自分のAPI Secret"# api keyの取得(pybitflyer.API()でも良い))
      raws = 0 # 最終取引価格を格納
      
      while True:
        # 10秒ごとに稼働
        if int(datetime.now().strftime('%S'))%10 == 0:
          # プロットデータの更新
          tick = api.ticker(product_code = "BTC_JPY")
          raws = tick['ltp']
          now = datetime.now()
          # 取得時刻と最終取引価格を表示する
          print('{}-{}-{}\t{}:{}:{}\t{}'.format(now.yearnow.monthnow.daynow.hournow.minutenow.second,raws))
          # 7秒後まで休憩(プログラムが無駄に走る時間を短くするため)
          time.sleep(7)

    if __name__ == '__main__':
      main()


    if int(datetime.now().strftime('%S'))%10 == 0:の赤字の10の値を変更することで最終取引価格を取得する間隔を変更することができます。

    その部分を変更する際は time.sleep(7) の赤字の7の値も変更してください。取得したい秒数の間隔より大きい値だと上手くデータを集めることができません。


    収集したサンプルデータをグラフ化する


    収集したサンプルデータをExcelでグラフ化してみました。グラフもPythonを使って描画してもよかったのですがあまり意味がないので今回はExcelを使います。

    今回はとりあえず約一日分(一日分には少し足りない)をグラフ化しました。
    bot2


    グラフを見るとしっかりとサンプルデータが収集できているみたいです。



    最後に


    本記事では、仮想通貨bot作成の第一段階としてサンプルデータの集め方を書きました。

    次からはこのサンプルデータをもとに仮想通貨botを本格的に作成していきます。



    Python9


    普段はUbuntuを使ってPythonのコードを書いているのですがとある都合でWindowsでコードを書かなければいけなくなったためそのついでにWindows10でPython3をインストールする方法をまとめました。


    Pythonインストーラーのダウンロード


    下記のPythonの公式サイトにアクセスします。

    https://www.python.org/

    公式サイトにアクセスしたらDownloadsをクリックします。

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    ページが遷移したら次にWindowsをクリックします。

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    下記の画面に遷移したら、64bit バージョンを使用する場合は "Windows x86-64 executable installer" をクリック してくださいそうするとインストーラーのダウンロードが始まります。インストールするバージョンは基本的に最新バージョンにしましょう。(2018年7月22日現在では3.70が最新バージョン)

    32bit バージョンを使用する場合は "Windows x86 executable installer" をクリックしてください。

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    インストール


    インストーラーがダウンロードできれば次はインストールです。先ほどダウンロードしたインストーラーを起動してください。

    インストーラーが起動したら最初に "Add Python 3.7 to Path" のチェックボックスにチェックをいれてください。こうすることで自動的にPATHを通してくれるので後でPATHを通す作業がいらず楽です。

    インストール方法は "Install Now" と "Customize installation" のどちらを選択してもよいのですが今回は、インストールを指定したいので "Customize installation" を選択します。

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    次の画面では、自分が必要なものにチェックを入れてください。分からなければそのままNextをクリックしても大丈夫です。

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    次の画面でも必要なものがあればチェックボックスにチェックを入れましょう。基本的にそのままで大丈夫です。

    インストール先を指定した場合 "Browse" から好きな場所を指定しましょう。

    "Install" をクリックしたらインストール完了です。


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    正しくインストールできたか確認する


    インストールが完了したら正しくインストールができているか確認しましょう。

    確認するのにコマンドプロンプトを使います。起動のし方が分からない場合は,windowsキー + r  を押し cmd と入力すれば起動することができます。

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    コマンドプロンプトを起動したら "Python -V" と入力してください。下の画像のように正しくバージョンが表示されれば正しくインストールができている証拠です。

    もしエラーが出てしまった場合どこかの手順で失敗している可能性がありますのでもう一度確認してみましょう。(おそらくPATHがうまく通せていない)

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    まとめ


    現在はpipも自動的にインストールされるみたいなのでライブラリをインストールするときとかも便利ですね。Pythonの使い方を学びたい場合下記の本が参考になるので読んでみてください。



    bot1

    今回はPythonを使ってbitFlyerのAPIを触ってみたので基本的な使い方をまとめてみました。

    PythonをインストールしていることとbitFlyerの口座を作成することを前提として記事を書いていきます。

    まだPythonをインストールしていない人はこちらの記事を参考にしてください。

    実行環境
    • Python3.7.0
    • Windows10 64bit


    PythonでbitFlyerのAPIを使用するためのライブラリのインストール


    PythonでbitFlyerのAPIを使用するにはpybitflyerというライブラリをインストールする必要があります。

    pipで簡単にインストールできるのでサクッとインストールしてしまいましょう
    pip install pybitflyer
    のコマンド一発でインストールできます。



    pybitflyerを使ってみる


    pybitflyerが無事インストールできたら色々といじってみましょう。

    1.自分のAPI KEYを確認する


    bitFlyerのAPIを使うにはAPI  KEYが必要です。

    API KEYをはbitFlyerの口座を持っていれば誰でも取得することができます。まず最初に下記のページからbitFlyer Lightningのページにログインしてください。



    ログインしたら左上のメニューバーをクリックしAPIというところをクリックしてください。

    bitapi1


    ページが遷移すると新しいAPI キーを追加というボタンがあるのでそれをクリックしてください。

    そうするとAPI キーを発行することができます。このAPI キーは他人に教えないようにしましょう。もし他人にばれてしまうと勝手に自分の口座のビットコインなどが送金されてしまう恐れがあります。


    2.Bitcoinレートを取得


    まずは基本的な情報を取得してみる。

    import pybitflyer

    api = pybitflyer.API() # apiキーの認証
    ticker = api.ticker(product_code = "BTC_JPY"# bitcoinのレートを取得
    print(ticker) # プリント

    たった4行のコードで簡単に情報を取得できる。

    取引を行わない場合は自身のapiキーを認証する必要はないみたいです。

    トレードを行うのに必要な情報は best_bid(最高買い価格)、best_ask(最低売り価格)、ltp(取引価格)、timestamp かな。それらのみを取得してみる。

    import pybitflyer

    api = pybitflyer.API() # apiキーの認証

    while True:
      ticker = api.ticker(product_code = "BTC_JPY"# bitcoinのレートを取得
      data = [ticker['best_bid'], ticker['best_ask'], ticker['ltp'], ticker['timestamp']] # 必要な情報だけ取り出す
      print(data# プリント

    実行結果は以下のようになります。

    bitapi2

    仮想通貨botを作る際にサンプルデータを集めるのなら時間間隔をあけて情報を取得したほうが良いみたいだ。


    3.Bitcoinを売買する


    ビットコインを売買するコードは以下のようになる。

    api = pybitflyer.API(api_key="自分のAPI KEY" ,api_secret="自分のSecret KEY"# apiの認証
    # 成行買い注文
    api.sendchildorder(product_code="BTC_JPY"child_order_type="MARKET"side="BUY"
    size="ビットコインの取引量"minute_to_expire=10time_in_force="GTC")
    # 成行売り注文
    api.sendchildorder(product_code="BTC_JPY"child_order_type="MARKET"side="SELL",
     size="ビットコインの取引量"minute_to_expire=10time_in_force="GTC")
    # 指値買い注文
    api.sendchildorder(product_code="BTC_JPY"child_order_type="LIMIT"price="取引したい価格",
      side="BUY"size="ビットコインの取引量"minute_to_expire=10time_in_force="GTC")
    # 指値売り注文
    api.sendchildorder(product_code="BTC_JPY"child_order_type="LIMIT"price="取引したい価格",
      side="SELL"size="ビットコインの取引量"minute_to_expire=10time_in_force="GTC")

    売買を行う際は自身のAPI KEYの認証を行う必要がある。

    priceには自分が取引を行いたい価格を入力し, sizeには取引するビットコインの量を入力すれば売買を行うことができる。



    最後に


    pybitflyerの基本的な操作方法について使い方を説明したが最低限これだけの操作方法が分かっていれば仮想通貨botを作る際に困らないのではないのだろうか。

    さらに詳しくAPIの扱い方を知りたいのならばbitflyerの公式サイトを参考にしてください。



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    逸木裕さんの『星空の16進数』を読みました。

    書店で表紙とタイトルに惹かれて買った作品でしたが、読了後本作に巡り合うことができて良かったと思えるほど素晴らしい作品でした。

    ここまで登場人物が魅力的なミステリー小説はなかなかないのではないのでしょうか。



    逸木裕『星空の16進数』のあらすじ


    高校を中退してウェブデザイナーとして働く17歳の藍葉は、"混沌とした色彩の壁"の夢をよく見る。

    それは当時6歳だった自分が誘拐されたときに見た、おぼろげな記憶。

    藍葉は、たびたびそれはいったい何だったのだろうかと考える。

    真実を知りたい藍葉は私立探偵のみどりと出会い、誘拐事件の犯人の捜索を依頼する。

    己の好奇心を満たしながら誘拐犯の数奇な人生をたどっていくみどりと、"色彩の壁"の再現を試みる藍葉はやがて、事件の隠された真相に近づいていくが——。

    藍葉とみどりのいびつな個性を持つふたりが出合い、予想を超えた真実にたどりつく。



    『星空の16進数』の魅力


    『星空の16進数』は依頼主と藍葉と探偵のみどりのダブル主人公で進行していく作品ですが、このふたりの主人公の両方が個性的でとても魅力的です。

    ミステリー小説は、どちらかというとミステリー要素が重いことが多く登場人物が魅力的でない作品が多々あるが、本作は登場人物が個性的で本当に魅力的です。


    依頼主の藍葉は、話すことが苦手で社会的にはあまり上手くいっていない人物です。しかし、色を識別することが得意という特徴的な能力があります。

    普通の人は色を聞かれれば赤色、青色などで答えると思いますが藍葉は違います。藍葉が色を表現するのに使用するのは16進数カラーコード(赤であれば "#ff0000" など)です。この特徴だけで藍葉が芸術性の強い人物であるということが分かります。

    物語が進むにつれて読者は藍葉という人物を好きになるでしょう。藍葉が様々な人物と関わることで自分の才能の活かし方や人との接し方を覚えていき徐々に成長していく姿が魅力的です。


    探偵のみどりは、一見ミステリー小説によく登場するカッコイイ探偵に見えるのですが、藍葉の依頼を引き受ける裏の目的として自分の欲求を満たすというものがあるため少しクレイジーな人物にも見えます。

    みどりの藍葉のために動いているのか自分のために動いているのか分からない不思議なところも魅力的ですね。

    その他に登場する人物も個性的でそれぞれの人物に特有の魅力があります。



    感想(ネタバレあり)


    終わり方がすごくきれいな作品でした。

    藍葉と朱里がそれぞれ16進数カラーコードと色の和名で今現在自分が見ている色を言い合う場面がたまらなく好きです。

    最後の場面で朱里は絵が描けなくなってしまったといっていたが藍葉との出会いで改めて絵を描き始めるのではないのでしょか。


    また、本作は登場人物も本当に魅力的でその中でも私は藍葉という人物が最も好きです。

    人としてもデザイナーとしても成長していってるのが良いなと感じました。

    物語の序盤では、藍葉は会社に上手く利用されているウェブデザイナーとして働いていました。

    同僚の涼子から会社の指示に従っているだけではダメだといわれてもその意味がよく分かっていませんでした。

    しかし、黒須に出会ったことをきっかけに藍葉の才能は開花をはじめました。

    黒須からの仕事の依頼をよく思っていない成貴にたいしてもみどりと出会ったおかげで人間的に成長した藍葉は会話をして成貴に許してもらうという方法をとれるようになりました。

    デザイナーとしても朱里の作品を意識した作品しか作れなかった藍葉は、仕事として芸術に向き合うことで朱里以外の作品を参考にその場に適した作品を作れるようになったのにも成長を感じました。

    藍葉と黒須の関係ですが黒須は藍葉にとって最終的に色があわない存在でした。

    これは黒須の名前に入っている黒という字も関係しているのかなと思いました。藍色に黒色が混ざってしまえば藍葉の色がなくなってしまいますからね。

    黒須はホテルでの行為がなければけっこう好きな人物だったんだけどな。

    朱里に憧れて本棚を作り始めたとき、最初は朱里の真似をしていただけですが最後は自分でパレットをコントロールできるようになっており藍葉の成長の集大成だと分かりました。

    記事を書いてて気が付いたのですが藍葉と上手くいっている人物の名前に入っている色は藍色と相性がいい気がしますね。


    みどりに関しては途中までは探偵としてかっこいいキャラをしているなと思っていたのですが最後の三瀬にワザと自分を殺させようとしたということをしって本当にクレイジーな人物なんだと思いました。

    家族ができ子どもも生まれたわけですから浅川のそろそろ落ち着いてほしいという気持ちが分かります。今回の事件をきっかけにみどりは変われるのかな。



    まとめ


    『星空の16進数』を読めてよかったです。タイトル買いして正解だったな。

    読み終わった人と意見を共有したいな。

    まだ本作を読んでいない人はぜひ読んでみてください。




     

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    最近、自然言語処理の参考に言語学を勉強したいと思った矢先に本書を見つけたので手に取ってみました。

    言語学という学問について基本的な内容が語られており面白い一冊となっていました。


    黒田龍之介『はじめての言語学』の要約


    本書の構成は以下のようになっています。
    • 第1章:言語学をはじめる前に—ことばについて思い込んでいること
    • 第2章:言語学の考え方—言語学にとって言語とは何か?
    • 第3章:言語学の聴き方—音について
    • 第4章:言語学の捉え方—文法と意味について
    • 第5章:言語学の分け方—世界の言語をどう分類するか
    • 第6章:言語学の使い方ー言語学がわかると何の特になるか?

    第1章では、我々が考えている言語学と学問としての言語学のギャップを解説してくれます。

    本書を読むまで私の言語学のイメージは現代語や文法についての研究をしているイメージがあったのですが、その他にも語源をたどったりしてるんですね。

    意外だったのは、言語学者は言葉の厳密さに対して厳しそうなイメージがあったため若者言葉などは嫌がるのかと思っていましたがそうではないんですね。

    言語は常に変化していくものであるというのが言語学者の考え方みたいです。なので若者言葉が存在するのは当然みたいです。

    第2章では言語学にとっての言語とはどういったものであるのかを解説しています。

    人によっては、猫や犬の鳴き声も言語であると主張する人がいるかもしれませんが、言語学にとっての言語はあくまで人間の喋ることばのみみたいです。

    また黒田龍之介さんは、言語は記号の体系であると主張しておりこれはすごくよい表現であると思いました。

    言語が記号の体系であるからこそ自然言語をコンピュータで扱うことができるんだと納得いきました。

    第3章では言語の音について解説されています。

    この章を読んでいて昔第二外国語でフランス語を勉強していたとき上手く発音できなかったのを思い出しました。

    言語学を学んでいる人も新しい言語を発音するために苦労しているのが分かりおもしろかったです。

    第4章では、文法やことばの意味を言語学ではどのように考えているのかについて言及されています。

    教科書に載っているような文法は言語学者の中で絶対のルールであるのだと思っていたのですがそうではないみたいですね。

    言語学者によって文法に対する考え方が分かれているみたいでこれを読んで改めて言語学って変な学問だと思いました。

    また、言語学者が一番小さい言葉の意味について研究してくれているおかげで形態素解析の技術の発展につながっているんだと改めて思いなおせてよかったです。

    第5章では、言語学では世界の言語をどう分類するのかについて解説されています。

    言語を分類する方法って政治的に見たりするなど色々あるみたいですが、私は語源に基づいて分類するのが言語と歴史の関係を表しているみたいでいいなと感じました。

    日本語の語源ってまだよく分かっていないみたいですがどんな言語と親戚であるのか気になりました。

    第6章では言語学を学んだらどういう場面で役立つか語られています。

    著者の黒田龍之介さんは、現在外国語学習者を応援する活動をしているみたいなので外国語の勉強の役に立つという考えはすごく説得力があるなと思いました。




    どういった人が本書を読むべきか


    私が本書を読んだうえで本書を勧めたい人は下記に該当する人だ。
    • 何かしらの外国語を学習している人
    • 言語学に興味がある人
    • 世界史などの歴史に興味がある人

    まず外国語を学習している人に勧める理由は、著者の黒田龍之介さんも第六章で語っていたが言語学を知ることは外国語学習者にとってとても有意義なものになると思う。特に世界対応で音を示している国際音声字母(IPA)を知っていればほとんどの言語の発音ができるようになるのでかなり有利に働くのではないのだろうか。

    次に言語学に興味がある人に勧める理由は、本書はよく販売されている入門書より一段階優しい本だと感じたからだ。いきなり難しい本を読むより本書を読んだほうが言語学について深く興味が持てるのではないのだろうか。(私は、昔言語学の入門書を読んでいる段階で挫折したことがある)

    最後に歴史に興味がある人に勧める理由だが、言語の語源を歴史とあわせて見ていくことができれば非常に楽しめると思ったからだ。語源をたどることで政治的関係なども新たにみつけることができるかもしれない。


    本書をお勧めできない人


    先程と逆で本書をお勧めできない人は何かしらの形で言語学を学習したことがある人だ。

    言語学を学習したことがある人からしてみれば本書は基本的なことについてしか語られていないからあまりためにならないと思う。

    本書は様々な言語を例にして説明しているのでそういうのを楽しみたい人であれば読んでいて楽しめるのかもしれない。



    まとめ


    本書を読むだけでは私の当初の目標であった自然言語処理への応用は叶わなかったがそれでも本書を読んでよかったと思った。

    言語学という学問が置くが深くとても面白いものであると知ることができたのは大きい。また今後私が自然言語処理に応用するためには、文法についての言語学を研究している人の書籍や論文を読めばいいと理解することができた。

    本記事を読んで言語学に少しでも興味が持てた人にはぜひ本書を読んでもらいたいです。



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