Ryzen環境でAndroid Studioで作成したアプリを仮想環境で実行するのに苦戦したため、手順をまとめておきます。
・Windows10 Home
・AMD Ryzen 7 3700X
・Android Studio 3.6.3
このHAXMはintel製のCPUでしか使用できません。
そのため、RyzenなどのAMD製のCPUを使っている場合、HAXMの代わりにWindowsハイパーバイザープラットホーム(以下WHPX)をインストールする必要があります。
以下にWHPXのインストールの手順を記します。
①コントロールパネルの起動
windows + Rを押すと「ファイル名を指定して実行」のボックスが起動するので「control」と入力してOKを押します。
②プログラムをクリック
③Windowsの機能の有効化または無効化をクリック
④Windowsハイパーバイザープラットホームにチェックを入れる
⑤PCを再起動する
PCを再起動する際に以下で示す、BIOSの設定も同時に行いましょう
BIOSはマザーボードのメーカによって手順が変化しますが、一例としてASUSのマザーボードで行う手順を紹介します。
①F2起動画面でを押してBIOS設定画面に移動する
メーカによってBIOS設定への入り方が異なるので注意
②詳細 → CPU設定を選択する
③SVN ModeをEnableに変更する
④変更を保存してリセットを選択してBIOS設定を終了
以上の設定が終わるとAndroid Studioで仮想端末を作成することができ、作成したアプリの動作確認を行うことができます。
環境
実行環境は以下の通りです。・Windows10 Home
・AMD Ryzen 7 3700X
・Android Studio 3.6.3
『Windows ハイパーバイザープラットフォーム(WHPX)』のインストール
Android Studioは、デフォルトではインテルが配布しているHardware Accelerated Execution Manager(以下HAXM)を使用してAndroidのエミュレータを高速で動かすように設定されています。このHAXMはintel製のCPUでしか使用できません。
そのため、RyzenなどのAMD製のCPUを使っている場合、HAXMの代わりにWindowsハイパーバイザープラットホーム(以下WHPX)をインストールする必要があります。
以下にWHPXのインストールの手順を記します。
①コントロールパネルの起動
windows + Rを押すと「ファイル名を指定して実行」のボックスが起動するので「control」と入力してOKを押します。
②プログラムをクリック
③Windowsの機能の有効化または無効化をクリック
④Windowsハイパーバイザープラットホームにチェックを入れる
⑤PCを再起動する
PCを再起動する際に以下で示す、BIOSの設定も同時に行いましょう
BIOSの設定
WHPXを使用するためにはBIOS画面からCPUの仮想化に関する設定を有効にする必要があります。BIOSはマザーボードのメーカによって手順が変化しますが、一例としてASUSのマザーボードで行う手順を紹介します。
①F2起動画面でを押してBIOS設定画面に移動する
メーカによってBIOS設定への入り方が異なるので注意
②詳細 → CPU設定を選択する
③SVN ModeをEnableに変更する
④変更を保存してリセットを選択してBIOS設定を終了
以上の設定が終わるとAndroid Studioで仮想端末を作成することができ、作成したアプリの動作確認を行うことができます。