クロネコキューブ代表取締役である岡田充弘さんが書いた『結果もスピードも手に入る 神速スマホ仕事術』を読んだので感想を書いていきます。




どんな人におすすめか


  • スマホを使いこなせていない人

  • スマホを仕事で使ううえで、セキュリティ面での注意点が気になる人

  • iPhoneの便利な機能を知りたい人



感想


『結果もスピードも手に入る 神速スマホ仕事術』は様々なアプリを使って効率よく仕事を行おうという本ではなく、iPhoneの基本的な機能を使いこなして仕事を効率よく行おうという本でした。

そのため、パソコン以上にスマホを使いこなしている若い人が読んだ場合は、内容が期待はずれだったなと感じる気がしました。ただ、普段スマホを持っているがメールや電話ぐらいしかしないという人から見てみれば、細かい操作方法や著者のおすすめのアプリなども書いていたのでかなり分かりやすかった気がします。

また、タイトルにスマホと入っているのですが、iPhoneでの機能の説明ばかりで、Android端末で同様の機能を使用する方法が載っていなかったためタイトルと内容がいまいちあっていないと思いました。

あくまでスマホのどういう機能を使えば仕事が効率的に行えるかがメインの内容なのでAndroid端末での操作方法がのっていないのは仕方がないのかもしれませんが、そこだけが少し残念だったなと感じました


私が本書を読んでいて一番いいことを言っているなと感じたのは、著者である岡田充弘さんがどんな仕事もスマホを使って行うのではなく、時と場合に応じてパソコンとスマホを使い分けて仕事を行うのがよいと書いていたのは良いことだと思いました。こういうタイトルの本を見るとパソコンを使うのは時代遅れであるということを書いていそうなイメージが強かったですが、そういうことを書いていなくて安心しました。

また、スマホを仕事で使う上で一番気になるセキュリティ面に触れていたのも良かったです。通知を非表示にすることでスマホののぞきみを防止するなど当たり前だけどなかなかできていない細かいテクニックが紹介されていました。


本書に載っていた内容を今後仕事やその他の様々な場で効率的に作業を行うために活かしていきたいです。


学んだこと


  • 音声入力や音声アシスタントを利用することでスマホの操作も効率的に行えるということ

  • パソコンで行うべきタスクとスマホで行うべきタスクを切り分けることが大切であるということ

  • スマホを仕事で使用する場合はセキュリティを意識する必要があること

  • スマホで仕事を行うことで移動時間などの無駄な時間も仕事にあてられるようになるということ



最後に


これからスマホで仕事を行う機会がますます増えていくと思うので、スマホを使った仕事の仕方に興味がある人はぜひ読んで見てください。