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ベストセラーとして有名なジェリー・ミンチントンさんの『うまくいっている人の考えかた』を読みました。

この本では全100個のうまくいっている人が自尊心を高めるために取り入れている考え方が紹介されています。

この記事では、その中で私がすぐにでもとりいれたいと感じた考え方を5個紹介していきます。



うまくいっている人の考え方


地位や財産で人を判断しない


私たちは子どものころから、〇〇先生は〇〇大学出身だから偉いなどとその人の持つ能力ではなく地位や名声が高い人は優秀であると思うように教育されてきました。

もちろん地位や名声が高い人が優秀だというのは間違いないが、あくまでそれはうわべだけのものです。

うわべだけでその人を判断するのは間違いで、もしかしたら内面をみれば自分の方がその人より能力が高い可能性があります。

そのため、自尊心を高めるためにはうわべだけではなく内面をみて自分と比べるということが重要です。

私は友人が大企業に勤めていることを羨ましがることがありましたが、この考えをみてそのようなことを羨ましがっているなんてあほらしいということに気づくことができました。


自分のしたいことをする


自分のしたいことをするなんて生きていて当たり前だと思う人が多いかもしれません。

しかし、実際は私たちは子どものころから「人からどう思われるか気にしなさい」と親や先生に言われて育ってきました。

そのため、人の目を気にするあまり意外と自分のしたいことはできていません。


例えば今自分が安定した企業に勤めていたとします。

その仕事をやめてベンチャー企業などで新しい仕事に挑戦しようとしても、周りの多くの人からは今の会社を辞めるなんてもったいないと思われるでしょう。

人からどう思われるか気にしている人は、それが原因で安定した企業に残ってしまうでしょう。

しかし、自分の意見を他人の意見よりも優先することができれば、自分のしたいこともできるし、新しく働き始めたベンチャー企業で新しい発見ができるかもしれません。

こうしたことから自分の生き方を自由に選んでしたいことをするのは人生を楽しむために大切なんだなと気づくことができました。


批判を余裕を持って受け入れる


他人から批判されたときどうしても自分の人格が否定されたと思いその人の意見を素直に受け入れることができません。

しかし、実際はあくまで自分に批判した他人の多くはアドバイスをくれるつもりで批判してくれる人が多いです。

そこで他人から批判されたときは、その批判から何か学べることがあるかもしれないとプラスに受け入れるようにしましょう。

そうすることで自分をより成長させることができます。

私も他人から批判されるとついつい反論してしまうことが多いのですが、これを読んで他人から批判は勉強の機会として受け取ろうと思うようになりました。






今が幸せだと気づいている


うまくいっている人たちは現在の状態に幸せを感じている人が多いです。

それとは違い、うまくいっていない人は転職すれば幸せになるなどまだ手に入れていないものを求めて、それが手に入れば幸せになれると感じています。

しかし、現実ではその目標が達成できない場合などが多々あります。

そもそも何かを得るのを待たないと幸せを手に入れることができないという考え方が間違っています。

もちろん目標が達成できれば幸せですが、それに向かって努力している今も幸せだと考えるようにしましょう。

目標を達成するまでは苦しい期間だと私も良く感じてしまっていたのですが、これを読んでそれに向かって努力できていることが幸せだと思うようになりたいと感じました。


自尊心を高める


これまで自尊心を高めるための様々な考え方を紹介してきました。

ここでは自尊心がなぜ低くなるのか考えていきます。

自尊心が低いのには考え方に原因があります。

私たちの多くは子どものころから私たちを育ててくれた親の影響が強く、親からつまらない人間だと言われたらそれを素直に受け入れてしまいます。

そのため自尊心を高めるためには、一度そのネガティブな考え方を捨てる必要になります。

自尊心を高めるためにはこの本を含めて自尊心を高めるための本を多く読み、昔の考え方を捨てるしかありません。


これを最初に読んだときなんだそれはと私は思ってしまいましたが、確かに自分の考え方を見直してみたら親からの影響が強いことが分かりました。

そのため、自分の自尊心を高めるためには本当に考え方をがらりと変える必要があるのだということを認識しました。



まとめ


本記事では『うまくいっている人の考えかた』で紹介されている考え方の一部を紹介しました。

この本で書かれている他の考え方もとても参考になるので、本記事を読んで興味を持ってくださった人は読んでみたらいかがでしょうか。