CPUでマイニングできる仮想通貨はいくつかありましたが今人気のあるビットゼニー(BitZeny)を採掘することにしました。

ビットゼニー(BitZeny)のVer2.01のマイニングの始め方をまとめているサイトがなかったので、ビットゼニー(BitZeny)のマイニングの採掘方法の手順をまとめます。




ビットゼニー(BitZeny)とは


ビットゼニー(BitZeny)は2014年11月に生まれた日本発の国際仮想通貨の一つで、ビットコインをベースに開発された。

最近まで開発者がいなくなるなど三年間ほど放置されたが、2018年に入って開発が再開しバージョン2.0が公開された。

ビットゼニー(BitZeny)の基本情報


  • 通貨単位:ZNY
  • 最大発行数:2億5000万ZNY
  • 時価総額:107,993,786円(2018年6月17日現在)
  • 1ZNY ≒ 1.43円(2018年6月17日現在)
  • 公式サイト:https://bitzeny.tech/

ビットゼニー(BitZeny)の特徴


  • 日本発の仮想通貨
  • コミュニティの人気が高い
  • CPUでマイニングができる
私がビットゼニー(BitZeny)を採掘しようと考えた理由は上記の特徴にあります。

日本発の仮想通貨ということで公式サイトなども日本語で書かれており、日本人にとってとっつきやすいです。他の仮想通貨を扱う際には英語でのコミュニケーションが必要になる場面もあります。

それに加えコミュニティの人気が高いことも重要です。コミュニティが活発でない仮想通貨は使用する人がいないということなのでどれだけ大量に保有していても意味がありません。

以上のことから採掘するコインをビットゼニー(BitZeny)に決めました。



ビットゼニー(BitZeny)をマイニングする


ここからはビットゼニー(BitZeny)を実際にマイニングする手順を説明します。


1.ビットゼニー(BitZeny)のウォレットのインストール


マイニングするためにはビットゼニー(BitZeny)を入れるための財布であるウォレットを導入する必要があります。まずは下記のリンクから公式サイトにアクセスします。

https://bitzeny.tech/

トップページの左上にある Downloads をクリックします。

bitzeny1


Downloadsをクリックすると下記の画像の画面に移動するので自分にパソコンに適したバージョンをクリックしてください。そうするとダウンロードが始まります。

bitzeny2


ダウンロードを完了したらダウンロードしたexeファイルを起動してインストールしてください。基本的に”Next”を押していけばインストールできます。

インストールが完了するとビットゼニー(BitZeny)のウォレットを起動した画面になります。

始めて立ち上げるとビットゼニーのブロックチェーンと同期を始めるがこの同期にはかなりの時間がかかります。環境にもよるのでしょうが私は、半日ほどかかりました。


2.CPUマイニングツールをダウンロードする


下記のGithubのリンクにビットゼニーのCPUマイニングツールが置かれています。

https://github.com/macchky/cpuminer/releases/tag/v2.6.0

下記の画像の赤の丸でかこっているところをクリックするとダウンロードが始まります。ダウンロードが完了したらzipファイルを好きな場所に解凍してください。

bitzeny3


マイニングツールにセキュリティソフトが反応することがあるのでセキュリティソフトの設定でマイニングツールのフォルダを監視外にしておきましょう。


3.マイニングプールの登録


マイニングプールとは


仮想通貨のマイニングは一人でやっても効率が悪いので浮く数人で協力してマイニングを行い報酬を分割するマイニングプールというものがあります。

マイニングプールでの報酬は、ハッシュレートなどのマイニングの貢献度において分配される。

ビットゼニーの主なマイニングプールとして下記のようなものがあります。
うさぎコイン発掘所やみそスープールは以前利用しようとしたら利用者が多くうまく採掘できなかったので今回はみずたまりでマイニングしていきたいと思います。


1.アカウント登録


みずたまりのページにアクセスし右上にある「ゲスト」→「サインアップ」をクリックすると新規アカウント登録の画面に移行します。

パスワードは大文字小文字数字をおりまぜて分かりにくいものにしてください。
メールアドレスはGmailなどのフリーアドレスで大丈夫です
PINは任意の4桁の数字を入力してください。ただ忘れないように注意する必要があります。

bitzeny4


登録後ログインしてください。


2.ワーカー設定


次にワーカー情報を作成する必要があります。画面左側のメニューから「アカウント情報」→「ワーカー設定」を選択してください。

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下記の画面で「WorkerName」と「WorkerPassword」を入力して「追加」をクリックすると
ワーカーを追加できます。

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登録が完了するとワーカー設定の画面に先程登録したワーカー情報が表示されます。


3.ウォレットアドレスの登録


マイニングプールからの報酬を受け取るために先ほどインストールしたウォレットのアドレスを登録する必要があります。

ウォレットアドレスは「ファイル」→「受け取り専用アドレス一覧」で確認することができます。

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ウォレットアドレスの登録は「アカウント情報」→「アカウント設定」を選択すると行うことができます。

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アカウント詳細の出金先アドレスの欄に確認したウォレットアドレスを入力しアカウント情報を更新してください。

ウォレットアドレスを間違えるといくらマイニングをしても報酬が届かないので注意してください。


4.マイニングツールの設定


マイニングプールの登録を完了したらマイニングツールの設定をします。これが終わればいよいよマイニングを開始できます。

Windowsを例にマイニングツールの設定の方法を説明します。マイニングを行うためにバッチファイルを作成する必要があります。

先ほど解凍したマイニングツールフォルダ(ZNYminer260)内で右クリックして新規テキストファイルを作成してください。ファイル名は何でも大丈夫です。

このテキストファイルを以下のように書き換えてください。

minerd260.exe -a yescrypt -o stratum+tcp://bitzeny-m.mizutamari.work:19701 -u user -p password

work:の横にある19701は採掘難易度です。CPUが第8世代のCore i7であったりそれ以上の強力なものを使用している場合は19702にしてください。

userのところにはプールのアカウント名と先程作成したワーカー名をピリオド "." でつないだものに書き換えてください。
アカウント名が ”Toshio" でワーカー名が "cat" の場合は、”Toshio.cat" という風にしてください。

passwordは先程登録したWorkerPasswordに書き換えてください。

記述し終わったら保存して閉じ、拡張子を "txt" から "bat" に変更してください。拡張子を変更するとファイルを使えなくなる恐れがというメッセージは無視して大丈夫です。


作成したバッチファイル(bat)をダブルクリックで実行するとマイニングを開始することができます。

bitzeny9

マイニングに成功するとyay!!!と表示されます。


最後に


現在私はCore i7-930を使ってマイニングを行っていますが一日に6znyほど採掘できています。

現在のビットゼニー(BitZeny)の価格から考えると非常に安いですがこれからの値上がりに期待して掘ってみたらどうでしょうか。

パソコンを持っていれば誰でも始めることができるのでおすすめです。


BitZenyをGPUマイニングする方法をまとめました。興味がある方は読んでみてください。