
ブログの伸び悩みを解消するために小川善太郎さんの『ブログの書き方講座 個人ブログ月間100万PVの手法』 を読みました。
ブログのPV数を伸ばすための方法が分かりやすく書かれている本でした。
個人的にはユーザ目線を意識した記事を書く方法について多くかかれていたのがよかったです。
ブログの書き方で参考になったことをまとめていきます。
SEOライディングとは
SEOライティングの土台はユーザの役に立つ記事を書くことである。ユーザの役に立つ記事を書くことでアクセスが集まり検索エンジンに評価されるようになる。
ユーザの役に立つ記事を書くポイントは以下の3点があります。
読者を明確にする
例えば子どもの悩みに関する記事を書こうとしても、人によって子どもの悩みは様々あり、万人受けする記事を書くことはできない。
そこでどのような人に対して記事を書くのかを明確にすることで、特定の悩みを持っている人の役に立つ記事を書くことができる。
自分の立ち位置を明確にする
情報は誰がどのような立ち位置から教えるかで印象が変わってくる。
例えば病気に関する記事を医者が書いていたら信用できるが、医者以外の人間が書いていると信用性が下がってしまう。
ただ、専門家ではないからといってその記事を書くのが必ずしもよくないとは限らない。
子どもの育て方などは教育の専門家でなくとも、自分なりの体験などを伝えることで同じ悩みを持つ人の役に立つかもしれない。
逆に専門家出ない人が無理に背伸びして難しい言葉を使うと、おかしな記事になるので自分の立ち位置を明確にして記事を書くことが大切である。
自分の考えと根拠を伝える
「痩せるダイエットの方法」などブログのネタに対する答えは必ずしも一つとは限らない。
そこで「いろんな解決方法があるけど、◯◯がベスト。なぜなら~~」というように自分の考えと根拠を読者に伝えることが大切である。
そうすることでなぜその方法がよいのか読者に伝わりやすくなり、結果的に読者の役に立つ記事になる。
ライティングの事前準備
ユーザの役に立つ記事を書くには事前準備が必要です。
ここではどのような準備をしておくべきかをまとめました。
キーワード取得ツールを利用して読者の悩みを調べる
読者がどのような悩みをもっていているのか調べるのは大切です。
例えばコーヒーについての記事を書く場合、読者はコーヒーについてどのようなことを知りたいか考える必要があります。
そこで以下のようなキーワード取得ツールをつかって悩みを調べるのは非常に有効な手です。
「コーヒー」のというキーワードに対してメーカーや豆などのキーワードがでてくることから読者はコーヒーのいれ方で悩んでるといった予測をたてることができます。
ライバルの記事と比較する
新しい記事を書いたとしてもライバルである他のブロガーに劣っている記事なら、読者の役にたたないと判断され検索エンジンの上位に表示されません。
そこでライバルの記事を確認して、事前にどのような記事を書けば読者に新しい価値を提供できるのか調べる必要があります。
記事を書くたびにライバルの記事と比較することを続ければ、次第にその作業になれていき、効率よく記事を書けるようになるでしょう。
記事の構成を考える
ブログの記事は基本的に以下のような構成のようになっています。
- 記事タイトル
- イントロダクション
- 見出し1
- 見出し2
- 見出し3
- まとめ
まず、記事タイトルで読者の興味を惹くキーワードをいれることが大切です。
次にイントロダクションで映画の予告のように読者の興味をより惹くことができることを書きます。ここで読者に魅力を伝えることに成功すれば以降の内容も読んでもらえるでしょう。
その後、見出し1で読者が一番知りたいこと(結論)を書きます。
見出し2や見出し3では、こんなことも知っておいたらお得という裏テーマを書きましょう。
最後にまとめを書きます。
このように記事をどのように書くか事前に構成を決めておけば読みやすい記事を書けるようになるうえに、記事を書くスピードも格段にあがります。
ライティングテクニック
ここではユーザが記事を読みやすくなるライティングテクニックを紹介します。
イントロダクションの書き方
記事を最後まで読んでくれるかはほぼイントロダクションで決まります。
イントロダクションでは読み手の気持ちを受け止めて、会話のような流れで記事を書くことが大切です。
例えば糖質ダイエットの記事を書く場合、「私もやってみたけどこういうところが大変だったよ。継続するためにこんな工夫をしたんだ」といった風に読者の問いかけに答える文章を書きましょう。
文章はシンプルに短くする
近年ブログの読者のほとんどはパソコンではなくスマホを使って読んでいます。
スマホでブログを読む人は流し読みをする人がほとんどです。
そこで、流し読みでも分かるように短い文章を書きましょう。
指示語を使わない
「これ、それ、あれ」といった指示語は読者がしっかり記事を読んでいれば伝わるのですが、流し読みの場合指示語を予測できないことがあります。
そこで可能な限り指示語を使わず名詞を使うことで文章が読みやすくなります。
書きやすさよりも、読み手にとっての分かりやすさを意識しましょう。
最後に
『ブログの書き方講座 個人ブログ月間100万PVの手法』を読んで、ブログを書くポイントを学ぶことができました。
この本から得た知識をもとに今後ブログを書いていきたいと思います。
また、『ブログの書き方講座 個人ブログ月間100万PVの手法』では本記事で紹介した内容の他に収益化に関するポイントものっていますので興味のある方はぜひ読んでみてください。