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今回は、川村元気さんの『億男』を読み終わったので紹介していきます。

私が読む川村元気さんの作品は、映画化でも話題になった『世界から猫が消えたなら』に続き二冊目になります。『億男』は、今年の3月に文庫化したため少し遅くなったのですが購入して読むことにしました。





あらすじ


本作の主人公である一男(かずお)は、弟の借金三千万円を肩代わりすることになった。借金が原因で家族のバランスが崩れ、妻が娘を連れて出て行ってしまう。

借金返済のために働く中、福引でもらった宝くじの結果を確認すると三億円が当っていた。

宝くじを当てた一男は、幸せを取り戻すためにお金と幸せの答えを探している大富豪の親友である九十九(つくも)のもとを十五年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が三億円とともに失踪。

一男の三億円と幸せを取り戻す物語が始まる。



感想


本作は、お金と幸せというテーマで書かれている作品です。そのため、魅力はお金と幸せについて改めて考えることができるということだ。

この作品を読んでいると、お金ってどういうものなのか、どうしたら幸せであるのかを考えさせられる。

読了前まで私は、幸せな人とは自由に時間を使い好きなことができる人であると考えている。私のような学生からしてみれば、お金があればあるほど自由に時間を使い好きなことができるという認識がある。

しかし、億万長者からしてみればこの認識は間違っているのかもしれない。億万長者は億万長者でさらにお金を稼ぐために自由の時間を減らしている可能性もある。

一方、お金がない場合でも、働く時間を減らして自分のしたいことに取り組んでいる人間もいる。そう考えた場合お金があるから幸せになれるというわけではない。

お金と幸せの関係って難しい…。お金に触れることが増える社会人になると考え方がまた変わってくるのかもしれない。

『億男』を読むことお金と幸せについて考え直すことができた。他の人がお金と幸せについてどう考えているのかも聞いてみたい。


最後に


ぜひ『億男』を読んで「お金と幸せの答え」を見つけてほしいです。

また『億男』は読んだあるけれど『世界から猫が消えたなら』を読んだことをないという人は、こちらも非常に面白い作品になっているので読んでみてほしいです。