『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』という本をもとに、英語の多読を始めてから2週間がたちました。

本記事では『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』に書かれている英語多読のメリットを簡単に説明し、実際に私が多読を初めて見て感じたことなどを記していきます。



『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』で述べられていた英語多読のメリット

この本は日本で行われている既存の英語学習方法には問題点があるため、その問題点を解決するために英語の多読を行ってみることを勧めている本です。

著者の酒井邦秀さんが述べている既存の英語学習方法の問題点として以下の2点があります。
  • 英文を読む量が圧倒的に足りていない
  • 従来の英語教育で触れる英文の質が悪い
これらの問題点を解決するために著者が進めている方法が英語多読です。

従来の英語学習では中学から高校までの6年間を通して、触れることができる英語は約10万語ほどです。10万語と聞けば一見十分多いように感じるかもしれません。しかし、母国語である日本語を今までの人生で何語使ってきたと考えるとネイティブスピーカのように英語を理解するためには10万語では不十分であることが分かります。

そこで、英文を読む量を底上げする方法が多読です。


また、多読を行うことで読む英文の質が上がり、教科書的な学習と比べて実際の英語の意味が分かるというメリットがあるとも本書では述べられていました。

例えば「on」という単語を見ると「上に」という意味だと思う人が多いのではないのでしょうか。しかし、実際の意味は「接触している」ということを表現する単語なので「on」の意味は「上に」ではないことが分かります。

従来の日本の英語教育では、上記のonの例のようにある単語の意味を固定して考えがちですが、実際は様々な意味を持つことが多いです。こういった固定概念をなくすためにも英語の多読をはじめることは大切であると著者は述べています。




2週間で行った英語多読の内容

『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』では英語多読の入門として、難しすぎる本では継続することができないため、絵本から読み始めるのがいいと書かれていました。

そこで私は英語の絵本が無料で読むことができる「Oxford OWL」というサイトを使ってこの2週間絵本を読んでいました。

絵本にもフィクションやノンフィクションなど様々なジャンルがあります。

どんな内容の絵本を読むのかは好みによって分かれると思うのですが、私個人としてはノンフィクションのものが読んでいて楽しかったので、この2週間はひたすらノンフィクションの絵本を読んでいました。

絵本を普段読む機会がほとんどないのですが、読んでいたら英語以外の知らないことも知ることができてなかなかおもしろかったです。

また、「Oxford OWL」の絵本にはそれぞれレベル(読む難易度)が数字で表現されています。

レベルの低いものから読んでいくと、今の私の実力ではLevel9~10ぐらいの本までは読んでいて苦にならないと分かったので、この2週間はLevel10以下の絵本ばかりを読んでいました。


この2週間で読んだ英語の絵本数は53冊(1日約4冊ほど)でした。

正確な文字数が何語かまでは分かりませんが、普段英語にあまり触れていなかった私からしてみたらいい感じのペースで読めている気がします。

絵本の場合分からない単語があっても、挿絵でなんとなく内容が理解できるので読み飛ばせるというのが良かったのかもしれません。


2週間英語多読を行ってみた結果

あたりまえの話ですが、たかが2週間英語多読を行っただけでは目に見えるような成果はありませんでした。

ただ、2週間継続して行ったおかげで毎日英語の絵本を読む習慣ができたのはいいことだったと思います。

また、絵本を読むことでTOEICの勉強では触れることのない単語を知ることができたのもよかったことだといえます。


最後に

今後も多読を継続して感じた成果などを定期的に更新していきたいと思います。

この記事を読んで英語多読に興味を持った人は、『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』を参考にぜひ英語多読を行ってみてください。