会社のUbuntuでAnacondaを使ってconda createコマンドで新しく環境を構築しようとしたろころ、
CondaHTTPError: HTTP 000 CONNECTION FAILED for url
というHTTPエラーが発生しました。
この問題の解決策を忘備録として記録しておきます。
AnacondaでHTTPエラーがでたときの対処法
原因
HTTPエラーが発生したのはproxyの設定ができていないことが原因でした。
そこでexportコマンドをつかってhttpとhttpsのproxyを設定してみたのですが、それでもHTTPエラーが解消されず…。
詳しく調べてみるとどうやらAnacondaでは.condarcという設定ファイルを作り、そこにproxy設定を書く必要があったようです。
proxyを設定する
原因が分かったところでproxyを設定しましょう。
先ほど言った通り.condarcという設定ファイルを作成していきます。
.condarcは/home/user名のディレクトリに配置します。
作成した.condarcに以下の内容を追記してください。
ユーザ名などの日本語で書いている部分は個人の環境によって中身をかえてください。
proxy_servers:
http: http://[ユーザ名]:[パスワード]@[プロキシサーバのアドレス]:[ポート番号]
https: https://[ユーザ名]:[パスワード]@[プロキシサーバのアドレス]:[ポート番号]
設定ファイルが作成できたら、以下のコマンドで正しく設定が行われているか確認しましょう。
conda config --show
httpとhttpsの内容が設定ファイルと同じになっていたら大丈夫です。
ここまできたらconda createコマンドなどが通るようになっているはずですのでもう一度最初にエラーが起きたコマンドを実行してみてください。
まとめ
今回はAnacondaのproxyを設定する方法をまとめました。
まさか独自の設定ファイルにproxyを設定する必要があるとは思いませんでした。
この記事が誰かの役に立てば幸いです。